ブラック企業が消えない理由は自分にあるのかもしれない

1000文字以下のこと

いやぁ、それにしても台風すごかったですね。首都圏を直撃した台風15号の影響による停電は、東日本大震災以降、最大規模となったそうです。

 

ただ、ここで話したいのは台風のことではないんです。台風のことではなく、ブラック企業のことなんです。

 

「どういうこと?」って感じだと思うので簡潔に書きます。

なぜか客の立場だとブラック思考になる

ブラック企業で残業する男性

東京に台風が接近していた日曜の夜。

僕はショッピングモールで買い物をしてたんですよ。帰り際にちょっとメシでも食べていこうかなって思ってレストランに入ろうと思ったら……

 

「営業終了」

 

の看板が出てました。まだ20時前だったんですが、お店がクローズしてたわけです。まぁ、確かにそうですよね。台風が接近してるんですもん。従業員だって帰れなくなってしまいます。そんな日に遅くまで働くのは異常だ。

 

でもね。

 

そのときにお店の前を通りかかった25歳くらいの若いカップルが「えっ?やってねーのかよ!何でだよ!台風とか関係ないじゃん!まだ20時だぞ?」と騒ぎ出したんです。

 

これだけブラック企業や残業が問題になっている近年において、こんなセリフが飛び出すと思ってませんでした。しかも若い世代なのに。

 

おそらく自分が働いてるときには「残業とかゼッテーしねぇ!」とか「ブラック企業だったから辞めてやったぜ!」とか言ってるんでしょう(憶測ですが)。

 

それなのに自分が客になった瞬間にコレです。ただ、実際のところ、こういう人は多いと思います。物事を片方からしか見ない人。そりゃあブラック企業が減らないはずですよ。自分が被害者になる場合しか考えてないようじゃダメだ。

ヤマト運輸の件でもこんなことがあったなぁ

数年前にヤマト運輸が再配達の時間を変更した。このときも同じことを感じた。

 

 

↑コレね。

N国のように「ブラック企業をぶっ壊ーす!」なんて言うのはいいけど、それなら自分が加害者になっているケースから疑うようにしろ。自分のことばかり考えていると他の人が苦しむことになる。

 

広い視野で考えてみましょう!(๑❛_❛๑)

コメント

Back to top
Copied title and URL