♪ストレスハッサン!自己ハッサン!
どうも破産ちゃんです。
エンゲル係数や賃貸物件家賃目安などなど。自分の収入と生活費のバランスをとる為に計算する方法は数多くあります。
借金にも同じように収入とのバランスを図る為の計算式があるのをご存じですか。その計算式で分かるのは「負債比率」という割合です。どこまで借金をしたら生活に影響が出るのかを導き出す事が可能になります。
負債比率の計算式(求め方)
負債比率の計算式は次の通りです。
負債比率=負債(借金)÷自己資本×100
自分の借金を、自分の収入や貯金といった自己資本で割り、後から100を掛けた数字に「%」を付けたものが負債比率です。
例えば、カードローンで総額50万円+自動車を200万円で購入+クレジットカードで毎月10万円(計120万円)を利用しているサラリーマンを例にシミュレーションします。自己資本は年収400万円+貯金50万円と仮定して負債比率を求めてみます。
370万円÷450万円×100=82.2%
負債比率は82.2%という事になりますね。
負債比率を計算するうえでの注意点
負債比率を計算するうえで注意してほしいのが、返済期日が決まっていない、もしくは返済義務がない借金をカウントしないという事です。
親や友人からの借金をカウントしてしまうと、本来の収入と借金の割合が変動する為、正しいバランスが分からなくなるのです。
もちろん、返済期日を設けている親や友人からの借金は、負債額に含めて管理しても問題ありません。
もし口約束や返済期日を決めていない借金があるのならば、計算式にしない方が正確な負債比率を求められるという事です。
負債比率の適正水準(目安)
先ほど計算した時には82.2%という負債比率が導き出されました。
ぱっと数字を出されても、この負債比率の基準を知らなくては意味がありませんよね。
結論をいうと、82.2%はまだ大丈夫です。
基準としては負債比率が300%を超えると危険な状態になるといわれています。101%~300%の場合は、きちんと返済計画さえ立てていれば、返済可能とされている比率です。
これが301%を超えると返済に支障が出る事はありませんが、なるべく300%に収まるようにした方が良いでしょう。
そして601%~900%以上の場合、借金の返済そのものが立ち行かなくなる可能性もあります。
早急な改善が必要です。
総量規制との違い
借金の割合という意味で良く聞くのが「総量規制」という言葉です。
これは貸金業法で定められているルールで、貸金業を営む者は申込者の年収3分の1以上のお金を貸し付けてはいけない決まりになっています。
総量規制は利用者側ではなく、貸金業者に適用される法律です。負債比率とは異なりますので、間違えないようにしてくださいね。
負債比率を把握すれば念願のマイホームも手に入る?
負債比率を把握して収入と借金のバランスが取れれば、念願のマイホームも夢ではありません。
先ほどの計算と適正水準を考えると、年収450万円のサラリーマンは300%となる1,350万円のマイホームを購入可能という事になります。
もちろん、日頃のクレジットカードや自動車のローンなどを含めるとそれよりも下がります。
借金はカードローンやクレジットカードだけではありません。
住宅ローンや教育ローンなど、さまざまな借金と上手に付き合っていく事が最も重要なのです。
その為に負債比率の計算式を覚えておく事をおすすめします。
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